鼻の悩み解決コラム

2017年1月23日

鼻について


鼻でわかる!腸の不調

女性鼻元

外からは直接見ることができない内蔵の不調は、さまざまな形で私たちの身体にあらわれます。「ふくらはぎは第2の心臓」や「肝臓の状態は目でわかる」など聞いた事はないでしょうか。特に肝臓は「沈黙の臓器」とも言われ、自覚症状がないことが多く、不調を感じる頃には既に手遅れということも少なくありません。そんな肝臓の不調は目によく表れると言います。もちろん鼻も、体内の臓器の調子を知らせてくれる重要な部位なんです。鼻が不調を知らせてくれる臓器はずばり「腸」!鼻の状態は、腸の不調と密接に関係してるのです!

このコラムで解説していること

  1. 鼻づまりの原因とは?
  2. 腸と免疫機能の関係について
  3. 慢性的な鼻づまりの原因は腸だった?

■鼻づまりの原因とは?

気付けば、なんとなく鼻づまりが続いている…。集中力に欠けたり、くしゃみがつづいたり、鼻水が出たり。夜もぐっすり眠れなかったりと、長引く鼻づまり、実に辛い症状だと思います。なんとかしようと、抗生物質や鼻炎薬を使用しても、なかなか効果があらわれない…。花粉症の季節でもないのに、鼻づまり…。そんなことはありませんか?
鼻づまりの原因はというと、花粉症等の「慢性的なアレルギー性鼻炎」や、ほこりやダニ等のハウスダストに対する防衛反応でおきる「急性のアレルギー性鼻炎」、「風邪による鼻づまり」が一般的。他にも、「蓄膿症」など鼻内部の病気によって鼻づまりが起こる事があります。原因がわかっているのであれば、適切な治療を受ける事で解消できると思いますが、このような原因が思い当たらない鼻づまりが、慢性的に続くということもあります。そんな時に疑いたいのが、腸の不調なんです。

■腸と免疫機能の関係について

鼻づまりがなかなか治らない…というとき、試してほしいのが「腸をほぐす」こと。これで、長引いていた鼻づまりが劇的に改善したという人、けっこういるんです。それは何故かというと、腸内環境は免疫と密接な関係があるからです。そもそも、腸はどんな働きをしているのでしょうか。胃で消化された食べ物の栄養を吸収する器官、ということは誰もが知っていますね。しかし、腸はそれ以上に多くのはたらきをしています。まず、腸内に入ってきたものが身体にとって吸収して良いものか悪いものかの判断をします。良いものであれば、栄養として吸収しますし、悪いものであれば、体外に排出するよう脳にはたらきかけます。腸内には血液中の免疫細胞であるリンパ球があつまっており、パイエル板という免疫器官を作っています。腸は体内の免疫機能に関わる、重要な器官と言えます。また、小腸では、「セロトニン」を作っています。このセロトニンはホルモンとして全身のコントロールをします。また、脳にある「セロトニン」はホルモンではなく、神経伝達物質として働きます。ドーパミンやノルアドレナリンなどの分泌を抑制し、感情をコントロールする効果も。

■慢性的な鼻づまりの原因は腸だった?

腸のはたらきと免疫力との関わりを説明しましたが、もちろん、これは花粉症やアレルギー性鼻炎による鼻づまりにも関わりがあります。腸内環境を改善する事は免疫力を高める事に繋がるので、胃腸の不調を改善する事で花粉症や鼻炎の症状が良くなるということもあります。花粉症の季節でなくても、なんとなく鼻づまりが続く…というときは、腸が弱っているサイン。腸内環境が悪くなった時に、鼻づまりが起こる。鼻づまりが起こると食べ物が美味しく食べられませんよね。食欲がわかないようにして、多量の脂質や糖質、どうぶつ性たんぱく質を摂取しないようにしているのです。過剰な脂質や糖質、動物性たんぱく質を控え、食物繊維の多く含まれる食材や野菜を多くとるように心がけてみましょう。腸の環境が整うことで、辛い鼻づまりがスッと解消するかもしれませんよ。