Dr.高須幹弥が解決! 鼻&美容整形相談室

2016年12月1日


もしも整形する必要のない、ものすごい美人が「どうしても整形したい」と言ってきたら?

今回は「もしも、整形する必要がないくらいの美人がカウンセリングに来たらどうしますか?」という疑問にお答えします。

もしも、整形する必要がないくらい、すごい美人がカウンセリングに来たら、どうしますか?その人が「どうしても整形してください」と言ってきたら、幹弥先生は手術を引き受けますか?先生の意見をお聞かせください。

Dr.高須幹弥

■どんな美人でも、希望があれば整形する

これはもうケース・バイ・ケースでしかないですが、たとえばアンチエイジングの治療だったら、もちろん美人にも施術しますよね。どんな美人でも必ず年は取っていきます。顔はたるむし、シミはできるし、毛穴は開き、シワは深くなっていくものですから、ヒアルロン酸やボトックスを注射したり、バッカルファットを除去したりイタリアンリフトファインして、たるみ予防したり持ち上げたり、そういったことはもちろん行います。

パーツを変える手術に関しても、患者さんが希望すればやることはあります。前にもお話しした通り、美容整形には大きく分けて2種類あります。1つはバランスの悪いものを整える手術。たとえば、分厚い一重まぶたをきれいな二重まぶたにしたり、低い鼻を高くして整えたりする手術です。それをやれば、不細工な人は美人やイケメンになります。

もう1つは、バランスを整えることとは無関係に、患者さんの好みでパーツの形を変える手術です。その中にはバランスを整えたり、美しくしたりという意味では必要のない手術も含まれます。仮に絶世の美人がカウンセリングに来て、「私は今の鼻よりもっと高い鼻が好きだから高くしたい」と言われれば、ヒアルロン酸やプロテーゼをやることもあるでしょう。幅が狭いけれど、きれいな二重まぶたの人に「幅広平行二重にしたい」と言われれば、やることもあります。

実際の患者さんでも、「手術で顔をいじるのがもったいないなぁ」と思うようなキレイな人が来ることがあり、そうしたときは「今のままでいいんじゃない?やる必要ないんじゃない?」と言うこともありますが、どんな美人であっても、患者さんの強い希望があれば、できる範囲で手術は行います。

■人の興味は1年~2年で変わる。よく考えて整形を

人はないものねだりなので、どんなに美人でも、自分の顔とは違う顔に憧れることはあります。誰かの熱狂的なファンになって、その人に近づきたいと整形を希望することもあるでしょう。

けれども僕が見てきた限り、何かに熱狂するときは大体、長くて2年です。1年~2年後にはあんなに憧れていた芸能人の顔もダサいと思えるくらい、正反対に考え方が変わってしまうことは少なくありません。絶世の美人であってもなくても「顔を変えたい」という思いが一過性でないかどうか、将来的に絶対後悔しないかどうかはよく考えておく必要があるでしょう。

極端なたとえかもしれませんが、恋人ができて、すごく大好きになって「一生この人と一緒にいたい!」と思っても、1年、2年が経過すると徐々に気持ちが冷めてくることがありますよね? 出会った頃の気持ちが永遠に続くということは、ほぼありえません。美容整形のデザインもそれと同じと考えるとわかりやすいでしょう。

最後は少し話がそれましたが、どんな美女でも、本人が強く望めば期待に応える。それが医師としての僕のポリシーです。