Dr.高須幹弥が解決! 鼻&美容整形相談室

2017年10月16日

悩み/不安


ハーフ顔を日本人らしい顔に美容整形したいです

彫りの深いハーフ顔は、凹凸の少ない日本人顔の人からすると、あこがれの対象になることが多いもの。しかし、その顔立ちをコンプレックスに感じる人もいるそうです。今回はハーフ顔を日本人らしい顔に整形したいというお悩みにお答えします。

私はハーフ顔なのが悩みです。両親共に日本人なのですが、家系的にハーフっぽい顔立ちのようで、他人からはよくハーフだと思われています。私はそれが嫌なのでハーフ顔から日本人顔に整形したいのですが、できますか?

Dr.高須幹弥

■ハーフ顔→日本人顔に整形するには

ハーフ顔なのがコンプレックスで「日本人らしい顔になりたい」という人は、よくいらっしゃいます。本当にハーフの人もいらっしゃれば、ご相談者さんと同じように日本人だけれど、どこかハーフっぽい顔立ちだったり、彫りの深い顔でハーフと間違えられたりするので日本人らしい顔に整形したいという人もいます。そういう方に対して、どのような手術をするかというと、例えば鼻が西洋人の特徴である大きなわし鼻の場合は、ハンプ切除(段になっている鼻の骨の切除)をして、横から見た鼻のラインをスッとさせるのが有効です。そのほか、顔の輪郭を変えることもあります。西洋人はシャープな顔つきの人が多いですが、日本人は頬骨やえらが張っていて丸顔に近いような輪郭なので、ヒアルロン酸を入れて丸顔に近づけて東洋人らしさを出すこともあります。

そのような美容整形をすることは時々あるのですが、問題はその整形手術をして、その人が美人になるかどうかです。美人になるのであれば手術すればいいと思います。しかし、ハーフっぽい顔、もしくは本当のハーフの人が日本人らしい顔にすると、どうしても違和感のある顔になりがちです。決して今より美人になることはないでしょう。そのため、僕のアドバイスとしては、日本人の顔にしようと思わずに、ハーフの顔を受け入れる方がよいと思います。

■考え方を切り替えて、ポジティブに捉えてみては

日本はほぼ単一民族国家で、大和民族がほとんどを占めています。そのため皆、肌の色も顔立ちも基本的に同じ、典型的な日本人顔の人がほとんどです。それゆえに、たまにハーフっぽい人がいると、なんだか疎外された感じになったり、中にはいじめられたりすることもあるようです。そうした幼少期の経験があるために、自分がハーフっぽい顔なのが嫌で日本人顔になりたいと思う気持ちは分かります。初対面の人にも毎回「ハーフなの?」と尋ねられ、それに答えることにうんざりしているのかもしれません。しかし、だからといって日本人顔になればよいだろうというのは少々安易な発想ではないでしょうか。

僕は美容整形外科医として、ハーフ顔の人が日本人の顔になるために美容整形することを勧めることはできません。土台が違うのに、無理に違う民族の顔にしようとすると、どことなく違和感のある顔になってしまいます。やはりその民族の中でのかわいい、美人な顔になるのがおすすめなのです。

ご相談者さんはハーフ顔をコンプレックスに感じているようですが、その反対に「ハーフ顔になりたい」という人はたくさんいます。そういう人の中には何百万円も使って美容整形しているのに、あんまりかわいくなってない人だっているわけです。でも、ご相談者さんは元々がハーフ顔なので、何百万円もかけずに自然なハーフ顔になって得をしている。もう、それぐらいにプラスに考えればいいと思います。

できないことはできないので、気持ちを切り替えて、プラス思考で生きていく方がおすすめですよ。