Dr.高須幹弥が解決! 鼻&美容整形相談室

2017年6月8日


手術が怖いので、静脈麻酔や笑気麻酔を使いたいのですが……

カウンセリングをしていて、意外と多いのが、「麻酔が怖い」「痛みに弱い」という患者様です。
そのため、通常の局所麻酔ではなく、笑気麻酔や静脈麻酔での手術をご希望される方もいらっしゃいます。
実際に鼻の手術は、笑気麻酔や静脈麻酔でできるのでしょうか。その疑問にお答えしたいと思います。

Dr.高須幹弥

■笑気麻酔は行っておりません

笑気麻酔などの吸入麻酔で行ってほしいというご希望に関してですが、鼻の手術に限らず、残念ながら当院では行っておりません。

笑気ガスを使う吸入麻酔は、本来なら総合病院のような大きな専用の配管設備があるところで使用するもので、クリニックのような通常のオフィスビルの配管設備で使用することは大変危険です。
どうぞご理解ください。

■静脈麻酔もできますが、おすすめはしていません

次に静脈麻酔ですが、鼻の手術に関しては、麻酔液などが口の中に流れ込み、むせて咳き込んだりする可能性があるのでおすすめはしておりません。

また、静脈麻酔というのは、点滴で麻酔薬を入れて半分意識がない状態で手術をします。そのため、手術の仕上がりは医師に一任することになってしまうのです。

それでもかまわないので、どうしても静脈麻酔で行ってほしいと希望される方には、応じる場合もございます。
しかしその際には、専門の麻酔科医が付き添い、気道を確保した状態での全身麻酔をおすすめしています。

ご希望される場合は、まずは一度担当医にご相談ください。

■一人一人に合った麻酔で、できる限り痛みを軽くいたします

高須クリニックは、麻酔というステップを非常に重要で大切なものと考えています。
そのため、患者様に適正で安心・安全な麻酔を行うため、以下のようなことに注力しています。

・施術や体質など、それぞれのケースに合わせた最適な麻酔方法の提案
 施術メニューに適した麻酔や、麻酔が効きやすい・効きにくいなどの体質も考慮して、一番安全なものを提案させていただきます。

・痛みと不安をできるだけ取り除き、美しい仕上がりを目指す
 「痛い」という感覚は血管を収縮させ、出血量を多くさせるため、傷の腫れや治りにも少なからず影響してきます。
 そのため、局所麻酔の前にクリーム麻酔をするなどして、当院では患者様の痛みを軽減させることにこだわっています。

・安心・安全を徹底し、不安要素のある麻酔は行わない
 脊髄に麻酔薬を注射する「硬膜外麻酔」は、1000分の1以上の確立で事故の報告があります。そのため、当院では硬膜外麻酔は行いません。
 このようなケースの他にも、当院では不安要素のある麻酔は最初から行わないようにしています。

・全身麻酔は、麻酔科専門医が術中つきっきりで管理
 他のクリニックでは執刀医が麻酔医を兼ねることが多いのですが、当院では全身麻酔の場合は麻酔専門医が術中ずっとつきそい、心拍数や脈拍を見ながら麻酔の管理をいたします。

このように、患者様に「安心・安全」を提供できるよう、常によりよい方法を考えております。
どのような麻酔でも、どうぞ安心してお任せください。